BLOG 一覧

今までの BLOG の一覧です。

2010年10月17日(日)
2010年10月10日(日)
2010年10月07日(木)
2010年09月30日(木)
2010年09月28日(火)
2010年09月23日(木)
2010年09月21日(火)
2010年09月17日(金)
2010年08月26日(木)


今日は、肩甲骨周囲の症例を。
年齢:60代
性別:女性
職業:パート
主訴:右肩甲骨周囲の痛み
動作検査:後屈(+)回旋(-)前屈(-)
側屈(-)内転(+)外転(-)
       
その他:仕事で紙を数える作業をしているので、
それが原因かもとのこと。
水泳もやっているが今は痛いので休憩中とのこと。
治療部位:肩甲挙筋、僧帽筋、菱形筋、板状筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:週二回で4回治療をうけてくださいと伝えました。
1回目:肩甲骨の痛み消失。頚肩がつらい。後屈(+)
2回目:ペ10→4。後屈動作改善。
3回目:良好。水泳も再開したが問題なし。
4回目:良好のため、終了。
治療期間:11日で完治しました。
             
コメント
肩甲骨の痛みやシビレは、頚の筋肉からきていることも
多々あります。
痛みが軽いうちに治療すれば、早く良くなります。
疲れた、違和感がある、朝起きるのがつらいなどの
症状がでたら早めのメンテナンスをオススメします。
では、また♪  

今日は、頭痛の症例を。
年齢:10代
性別:女性
職業:大学生
主訴:両側頭部の頭痛(R>L)
動作検査:めまい(+-)吐き気(-)咬む(+-)
勉強中(+)C2(PR)動作痛(-)朝>夕(+)
       
その他:一週間前から症状悪化して、内科を受診。
痛み止めを飲んでも改善しないため、来院。
内科医の診断は緊張性頭痛。
治療部位:胸鎖乳突筋、板状筋、肩甲挙筋、僧帽筋、咬筋、側頭筋など
治療方法:トリガーポイント整体療法
治療結果:週二回の治療で3~4回治療しましょうと伝えました。
1回目:常にあった頭痛が、出たり、おさまったりするようになった。
2回目:ペ10→3。だいぶ良くなってきた。朝も楽になった。
3回目:ペ10→1。良好。頭痛がなくなった。
4回目:良好のため、終了。
治療期間:11日で完治しました。
             
コメント
緊張性頭痛は、治療すれば高確率で完治します。
今回は、鍼が怖いとのことでしたので、
整体治療しましたが、頑固な頭痛は鍼じゃないと、
よくならないこともあります。
頭痛薬もいいとは思いますが、
薬の飲みすぎで、頭痛が悪化する例も多々ありますので、
副作用の少ないトリガーポイント療法をオススメします。
では、また♪  

今日は、TFCC損傷で改善があった症例を。
年齢:40代
性別:男性
職業:デスクワーク
主訴:右TFCC損傷(整形外科での診断)
動作検査:手首の反復動作(+)ゴルフ(++)バックを持つ(+)
日常生活(-)PC作業中(+-)
       
その他:二ヶ月前に、整形外科にてTFCC損傷の診断をうけた。
ゴルフのやりずぎで痛めたとのこと。
保存療法とかかりつけの鍼灸院でも鍼治療をうけているが、
TP鍼療法でなんとかならないかと来院。
     
治療部位:尺側手根屈筋+腱、尺側手根伸筋+腱、その他前腕屈筋+伸筋
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:TFCC損傷は鍼が不適応の可能性が高いので、
三回治療をうけて判断したい旨を伝え、一週間に一度の治療をしました。
1回目:ペインスケール10→10。特に変化なし。
2回目:ペ10→1。かなり改善した。痛みはなく、違和感があるのみ。
3回目:調子がいいので様子をみるとのこと。
※二週間過ぎにTELにて様子を確認。
その後なんとかいい状態が続いているとのこと。
当院まで通院するのは遠いので、
現在は、かかりつけの鍼灸院で、
引き続き継続治療しているとのことでした。
ご本人から「治すきっかけを与えてもらいありがとうございます」と
おっしゃっていただきました。
             
コメント
今回のTFCC損傷のケースでは、かなり改善がみられました。
現実は、こんな単純にいくケースは少ないですが、
診断をうけてから、いかに早く治療するかがポイントです。
保存療法だけでは、ほぼ治りません。
積極的に鍼治療するのが改善する近道と私は考えています。
診断を受けてから、一年以上経ってしまっているケースでは、
残念ながら、鍼治療しても改善が見られないことが多いです。
鍼治療の適応のポイント
日常生活では痛みがない。
ある特定の動作のみ痛む。
診断&痛みがでてから一年以内である。
鍼治療の不適応のポイント
日常動作でも痛い。
関節の動きが悪い&固まっている(癒着)
字が書けない。
診断&痛みがでてから一年以上経っている。
正直かなり改善は難しい疾患ですが、
TFCC損傷でお困りの方のお役に立てれば幸いです。
では、また♪ 

関連痛とは、痛みの原因と本人が痛みを感じる部分が一致しないことです。
たとえば、お尻に痛みの原因があるのに、
本人が痛みを感じるのは太ももの横だったり、
首に痛みの原因があるのに、
本人が痛いと訴えるのは頭だったりします。
臨床では、この「関連痛」が本当に多いです。
この現象は、脳の誤認により起こります。
脳は深部組織(内蔵や筋肉)が損傷されたときに、
明確に損傷された部位がわからないのです。
脳は、表面の感覚はすぐにわかるのに、
深部の感覚はよくわからないという特徴があります。
その為、『本人が痛い』と言う場所を治療しても、
良くならないことが起きるのです。
関連痛のメカニズムで広く知られているのが、
「ルフの収束投射説」です。
ルフの収束投射説とは、
痛覚の伝導路の同一ニューロン群に、
内蔵の痛みを伝える神経線維と
皮膚の痛みを伝える神経線維が収束しているために、
関連痛が起こるというもの。
その他、さまざまな説がありますが、
これがいまのところ有力だそうです。
ただ、筋肉の場合に当てはまるのかは、
微妙なところですが、ご参考程度とご理解ください。
患者さんも関連痛という概念を知っていただき、
痛みの知識にお役立てください。
自分が痛いと感じている所に、原因はないかもしれませんよ。
では、また♪

 今日は、寝違いと腰痛の症例を。
年齢:50代
性別:女性
職業:自営業
主訴:慢性腰痛と寝違い
動作検査:回旋(+)側屈(+)前屈(+)立位(+-)同姿勢(+)
座位(+-)立ち上がり(-)後屈(+)同姿勢(+)
       
その他:三ヶ月前に寝違いをしてからずっと治らないとのこと。
腰痛は数年前からずっと痛いとのこと。
自転車の時、首が振り向けなくて困っているとのこと。
接骨院にも通院したが、いまいちだったので当院に来院。
整形ではストレートネックと椎間板が狭いとの診断。
     
治療部位:頚+板状筋、僧帽筋、肩甲挙筋、多裂筋、腸肋筋、最長筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:3、4日に一度の来院ペースで治療。
1回目:ペインスケール頚部10→5。腰10→2。かなり改善。可動域もアップ。
2回目:ペ頚部10→3。腰部10→1。以前痛かった所がでてきた感じがする。
3回目:ペ全体10→1。良好。違和感が少々ある程度。
4回目:ペ10→0.5。朝のみ違和感が気になる程度。
治療間隔を空ける。
5回目:良好。予防の為、整体治療に切り替え。
6回目:良好。
治療期間:約2週間(4回)でほぼ完治しました。
             
コメント
数か月患っている症状も、鍼をすればかなり改善いたします。
筋肉が原因の症状は当院の得意分野です。
痛み、シビレで長い間お困りの方は、是非ご相談ください。
では、また♪ 

今日は、鍼灸の不適応だった症例を。
年齢:70代
性別:男性
職業:経営者
主訴:腰痛+両殿部~両ハムスト~両下腿~両足底までのシビレ。
動作検査:歩行(+)同姿勢(+)階段(+)座位(-)膀胱直腸障害(+-)
動作で痛みの変化(-)常にシビレ(+)常に痛み(+)
下肢の力が入らない(+)下肢の灼熱感(+) 
     
その他:来院の一ヶ月前から症状悪化。個人の整形外科にも通院している。
整形でブロック注射やったが効果なし。歩行は杖がないとNG。
鍼でなんとか症状を軽くできないかと来院。
来院当日は診断名なし。
     
治療部位:多裂筋、腸肋筋、最長筋、大、中、小殿筋、下肢の筋肉すべて
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:脊柱管狭窄症の馬尾型は鍼での改善は難しいことを伝え、
そのうえで一週間に一度の来院ペースで治療しました。
1回目:特に変化なし。
整形でMRIをとったら総合病院へ行けと言われたとのこと。
2回目:筋肉の疲労は楽になっている。シビレはまったく変化なし。
馬尾型と確信したため、鍼不適応の説明&手術をススメた。
3回目:シビレの変化まったくなし。鍼をすると身体は軽くなるとのこと。
総合病院で脊柱管狭窄症の馬尾型との診断。
高齢の為、手術の可、不可の検討に入った。
検査や診察に日にちがかかるので、
その間にも一週間に一度の治療を希望されました。
8回目:灼熱感、シビレの変化なし。筋肉の弛緩はあり。
手術の日取りが決まり、入院日も決まった。
二週間の入院予定。
9回目:無事手術が終わり、術後二ヶ月過ぎた頃に来院。
灼熱感、シビレ、痛み消失。
コルセットを常時使用している為、しんどいとのこと。
筋肉の疲労をとることを目的に治療しました。
photo124627.jpg
             
コメント
残念ながら、脊柱管狭窄症の馬尾型は鍼灸不適応です。
特徴的な症状は、尿意がおかしい、便意がおかしい、
股間周りの感覚がおかしい、両下肢全部がシビレている、
シビレ、痛みが四六時中ずっと変わらずにある、などです。
上記の症状が出ている方は、早急に大きな病院にいくことをおススメします。
残念ですが、手術するしか方法はないと思います。
脊柱管狭窄症でも、上記の症状がでていないタイプは鍼灸適応です。
痛み、シビレが、ある姿勢で楽になる、ある動作で悪化する症状の場合は、
鍼治療で改善する確率が高いです。
脊柱管狭窄症でお困りの方の参考になれば幸いです。
では、また♪  

今日は、整体治療での腰痛の症例を。
年齢:50代
性別:男性
職業:サラリーマン
主訴:左腰の痛み。瞬間的にピリッとくる痛みがある。
動作検査:起床(+)歩行(-)同姿勢(+)座位(-)立ち上がり(-)
違和感(+)右短下肢(+)C2(+)LPSIS(+)
       
その他:朝が一番痛い。仕事がはじまると楽になるとのこと。
それほど痛くないのだが、一週間以上経っても良くならないので来院。
     
治療部位:多裂筋、腸肋筋、最長筋など
治療方法:トリガーポイント整体療法
治療結果:一週間に一度の来院ペースで治療。
1回目:ペインスケール10→3。劇的に改善。違和感があるだけになった。
2回目:ペ10→1。かなり良好。朝も問題なし。
3回目:良好のため終了。
治療期間:三週間(3回)で完治しました。
             
コメント
疲労が溜まっている程度の症状でしたら、
数回やれば改善します。
鍼がどうしても苦手な方は整体治療もオススメです。
では、また♪ 

今日は、腱鞘炎の症例です。
年齢:30代
性別:女性
職業:主婦
主訴:左親指の痛みと左手首の痛み。
動作検査:外転(+)内転(+-)対立(-)おにぎり作る動作(+)橈屈(+)尺屈(-)
背屈(+)など
その他:数か月前から痛みがあった。2ヶ月前に子供を抱っこしたら悪化。
一向に治らないため来院。手首のサポーターをしていた。
     
治療部位:長母指外転筋+腱、短母指伸筋+腱、
長母指伸筋+腱、その他伸筋群など
P1000401.jpg
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:痛みがひどいので、最低週二回来院指導しました。
1回目:ペインスケール10→8。少し楽になった。
2回目:ペ10→8。おにぎりにぎったら悪化。
3回目:ペ10→7。治療後2日は良い感じ。可動域アップ。グー(+)
4回目:ペ10→7。可動域はかなり改善。まだ不安がある。
5回目:ペ10→5、6。半分くらい良くなってきた。日常生活も改善。
連休に入り2週間後に来院。
6回目:ペ10→5。連休中に娘に蹴られ悪化してきた。
予定があり2週間後に来院。
7回目:ペ10→4、5。2週間空いたがまぁまぁ良い。
8回目:ペ10→3。かなり良い感じ。サポーターはほとんどしていない。
治療期間:約2ヶ月経ち、現在の状態まで改善してきました。
             
コメント
腱鞘炎もあきらめずに治療すればかなり改善します。
少々時間はかかりますが、治療する価値は大いにあります。
現在も継続治療中ですが、もっと良くなると思います。
腱鞘炎、ばね指でお困りの方、当院へご相談ください。
では、また♪ 

今日は、私が臨床でどのように治療しているのかを、
書いてみます。
トリガーポイント療法の問診として、
「収縮痛」がベースですので、
「どこが痛いか?」ではなく「どうしたら痛いか?」が大切ですので、
まずは「どうしたら痛いか?」を聞きます。
それと同時に「どうしたら痛みが楽になるか?」も聞きます。
患者さんにそれを聞くと、腰を前屈したら痛いとか後屈が痛いとか
肩を外転するときが痛いとか、いろいろと教えてくれます。
次に一番痛い動作を分析して、その動作に関係している筋肉を頭の中で、
ピックアップします。
ピックアップした筋肉から、優先順位をつけて、その筋肉を触診します。
触診で責任TP&TP内包筋を探します。
探すときのヒントは、「ズーンと響くこと」「関連痛があること」 
「痛いけど気持ちがいい感じがあること」「痛いところはそこそこ!と言うこと」
などを目安に探します。
触診で責任TP&TP内包筋を探せたら、そこに鍼を打っていきます。
鍼を打つヒントは、触診で触った響きがでている角度と
同じ角度で鍼を刺入します。
一発でTPに当たればそれでOKですが、当たらなかった場合は、
鍼の刺針転向法をもちいて、鍼先の方向を変えます。
それを繰り返して、しっかりとTPに当てます。
私達の目的は、責任トリガーポイント(発痛部位)を処理することですので、
鍼を打ったときに「痛いところに当たった」「いつもの痛みと同じだ」
「痛みの原因はそこそこ!」と患者さんが言うかどうかを必ず確認します。
責任TPに当たったら、置針を最低10分以上します。(筋肉の場合)
置針後、抜針をして、もう一度筋肉を触診(ほぐす)します。
その後、二回目の刺針に入り、一回目で取りこぼした責任TPor未処理のTPを、
再度治療します。二回目は残りの時間内で置針します。
ですので、当院では二回刺針するのが基本です。
(初診や鍼未経験者の方は一回になることが多いですが・・・)
以上が大まかな治療の流れになります。
(例外はありますが・・・)
当院のトリガーポイント治療の特徴として、針の本数が多いこと、
二回治療すること、鍼先の方向を変えること、ズーンと響くこと、
痛いところはそこそこと言うこと、などが挙げられます。
世の中には、さまざまなトリガーポイント治療をしているところがあります。
いい結果がでているならそれでいいのですが、
やはり「動作検査する」こと、「触診する」こと、「響きがある」こと、
「患者さんがそこそこと言う」ことの4点をしっかりやらないと、
なかなかいい結果がでないと思います。
患者様達は、上記4点をしっかりやる治療院かどうかを、
選ぶときの参考にしてみてください。
一度治療をうけてみればわかると思いますので、
4点を頭に入れといてくださいね。
みなさまのお役に立てれば幸いです。
では、また♪

今日は、ぎっくり腰の症例を。
年齢:30代
性別:男性
職業:サラリーマン
主訴:右腰の痛みと太ももの後ろのシビレ
動作検査:歩行(+)同姿勢(+)車の運転(+)座位(-)立ち上がり(+)
       前屈(++)後屈(+)左回旋(+)など
その他:来院の三日前に痛め、整骨院に行ったがシップと安静のみの指導だけだった。
仕事に復帰する為に、早く治したいとのことで当院に来院。
     
治療部位:多裂筋、大殿筋、中殿筋、腸肋筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:早期回復希望だったので、一日おきに来院していただきました。
1回目:ペインスケール10→5。痛みがしぼられてきた。同姿勢(+)歩行(-)
2回目:ペ10→3。かなり改善。シビレも良好。
仕事もできた。同姿勢のみ少々不安がある程度。
3回目:ペ10→0。TELにて報告あり。良好なので終了。
治療期間:4日でほぼ完治しました。
             
コメント
ぎっくり腰も早く治療すれば、一週間前後で社会復帰できるようになります。
何事も早期発見、早期治療が大事です。
腰に違和感がある方、腰が重い方、腰の動きが悪い方は、
そのままの状態で無理をしますとぎっくり腰になるかもしれませんので、
早期に治療することをおススメいたします。
痛みが強くなる前に予防治療が大切です。
では、また♪ 

 
 
 
アクセス方法
車:駐車場4台完備(一番おすすめです)
バス:新越谷駅、越谷駅、吉川駅より約20分、大相模保育所バス停から徒歩1分
電車:最寄り駅 越谷駅または越谷レイクタウン駅(徒歩30分以上)
自転車、バイク:止めるところあり
 
 
google mapを開く
メールをする
Web予約をする
問診票をダウンロードする
TEL:048-984-7525