BLOG 一覧 (カテゴリ:臨床症例)

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本日は突発性難聴の症例を書きます。
年齢:40代
性別:男性
職業:服飾修理職人
主訴:左突発性難聴
動作検査:中低音が聞こえない、男性の声も聞こえない、
高音は聞こえる、耳鳴りもある(キーン、ザザー)、つまった感じもある、
入浴変化なし、めまいはなし、耳の痛みもなし、慢性的な肩こりはある。
その他:6日前から突然左耳が聞こえなくなり、
耳鼻科にて聴力検査して、医師に突発性難聴と診断された。
聴力検査の数値は左がすごく悪かったとのこと。
ステロイド剤と血流を改善する薬(3種類)を
服用しているが変化はなかった。
ネットで鍼が効くと知り、当院に来院されました。
治療部位:肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、頭最長筋、顎二腹筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:突発性難聴は難しい症例ですので、
効果がでるかは数回やってみないとわかないこと、
症状がでてから日にちが短いこと、
めまいがでていないこと、
首回りの筋肉がすごく硬かったので、
変化する見込みがあることを説明し、
5~6回間をつめて通院してくださいと伝えました。
1回目:まだ変化なし。
2回目:治療後2日後から変化あり!
3回目:かなり良くなった!9割聞こえるようになった。
4回目:良好。病院で聴力検査したが正常に戻った!
耳鳴りも消失。聞こえも問題なし。
良好なため、4回で終了。
この方の感想はこちら。
https://www.bright2018.jp/wp-content/uploads/yoshimura2009/SCN_00032.jpg
治療期間:4回目までで、13日間です。
         
            
コメント
突発性難聴は基本的には難しい疾患ですが、
今回のケースのように筋肉が原因で、
耳が聴こえなくなることもあります。
この方のように、病院で検査、治療をしながら、
鍼治療も併用していくことが早期回復には大切だと思います。
突発性難聴でお困りの方の参考になれば幸いです。
では、また♪
★★★★★★★★★★★
よしむら鍼灸治療院
院長 吉村亮次
TEL:048-984-7525
http://yoshimura2009.com/
★★★★★★★★★★★

本日は、背中の痛みの症例を書きます。
年齢:50代
性別:女性
職業:主婦
主訴:背中の痛み
動作検査:奥の痛み(++)背中~胸に抜ける痛み(+)
動作痛(-)自発痛(-)日常生活(-)食後痛む(+)
入浴変化(-)
その他:3年前から背中が痛み、
内科や整形外科で検査したが原因が不明。
整体治療も受けたが改善せず、
一年前にTPを知り、病院でTP注射を受けてきた。
一時的に改善するが数日で痛みが戻るため、
ネットでTP鍼があるのを知り、当院へ来院されました。
治療部位:起立筋、菱形筋、肩甲挙筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:既往歴は長いが来院時の症状は、
それほど重くなかったので3回ぐらいうけてみてくださいと伝えました。
1回目:ぺ10→2。鍼の違和感が少し残っていたがかなり楽になった!
2回目:ぺ10→0.5。良好。かなり楽になり驚いている。
良好なので一週間空けてみることに。
3回目:ペ10→0。良好!
4回目:良好。動きすぎて疲れがたまったレベル。
良好なので、二週間後に来院。
5回目:良好。
※今後も予防のため通院予定です。
この方の感想はこちら。
https://www.bright2018.jp/wp-content/uploads/yoshimura2009/SCN_00026.gif
治療期間:4回目までで、15日間です。
         
            
コメント
病院で検査をしても異常がない場合は、
筋肉が原因のことがほとんどです。
背中の痛みもしっかりとTP鍼治療すれば、
早期に改善します。
背中の痛みでお困りの方の参考になれば幸いです。
では、また♪ 

本日は、左ひじの痛みの症例を書きます。
年齢:40代
性別:女性
職業:パート
主訴:左ひじの痛み
動作検査:テニス中(+)バックハンド(+)物をにぎる(+)
自発痛(-)シャンプーを押す(+)回内(-)回外(-)
ふとした動作(+)物を持ち上げる(+)日常生活(-)
その他:テニスをやっていて、1ヵ月前から痛みだした。
日常生活では痛まないが、力を入れた時に痛む。
なかなか治らないので困っていたら、
母親に当院をすすめられて来院されました。
治療部位:総指伸筋、長短橈側手根伸筋、腕橈骨筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:症状がそれほど重くないので、
3回ぐらいうけてみてくださいと伝えました。
1回目:ぺ10→5.6。痛みが点になり、はっきりしてきた。
2回目:ぺ10→2。かなり良い!シャンプー(-)物を持つ(+-)
良好なので一週間空けてみることに。
3回目:ペ10→2。テニス後が少し残る程度。にぎる(+-)
ほとんど良いので様子をみるとのことで終了。
※後日「期間があいても良好とのこと、
違和感がたまに気になる程度で、順調です。」
と報告いただきました。
治療期間:3回目までで、11日間です。
         
            
コメント
テニスのオーバーユースからくるから、
ひじの痛みでした。
それほど症状が重くなかったので、
早期に結果がでました。
痛みやしびれも早期にTP鍼治療すれば、
結果が早く出ます。
だいぶ寒くなってきましたので、
痛み、しびれが出てきた方は、
早めの治療をおすすめします。
ひじの痛みでお困りの方の参考になれば幸いです。
では、また♪

本日は、下腿の肉離れの症例を書きます。
年齢:50代
性別:女性
職業:主婦
主訴:左下腿の肉離れ
動作検査:歩行(++)かかとつく(++)
自発痛(-)発赤(-)腫脹(-)熱感(-)
圧痛(++)内出血(+-)陥没(-)
その他:3日前にダンスのレッスン中に痛めた。
整形外科を受診して、肉離れと診断された。
病院では湿布を貼って安静にしているしかないと言われた。
いつも来院している患者さんで、
早く治したいのでTP鍼治療でなんとか
ならないかと相談され、治療しました。
治療部位:腓腹筋、ヒラメ筋、長母指屈筋、など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:早く治したければまずは週3回治療して、
その後回数を減らしていきましょうと伝え治療しました。
1回目:まだ変化なし。痛みのせいで気分も落ちている。
2回目:痛みの場所が変わってきた。歩行(++)かかと(+-)
なんとかダンスの発表会に間に合わせたい。
3回目:良くなってきた感じがする。つっぱり感(+-)かかと(+-)
不安(++)ズキッとする(+-)
4回目:ペ10→2。かなり良くなってきた!少しびっこ引くが歩ける。
圧痛(-)不安(-)
5回目:良好。ふつうに歩けるようになった。
6回目:ダンスもできそうなので、一旦終了。
※後日、「無事にダンスの発表会にでれました!」と
ご連絡いただきました♪
治療期間:6回目までで、12日間です。
         
            
コメント
肉離れもⅡ度ぐらいまでの症状であれば、
早期な回復が見込めます。
スポーツをやっている方や早期に回復を望む方は、
ぜひとも当院のTP鍼治療をうけてみてください。
参考リンク
http://29banare.com/
肉離れでお困りの方の参考になれば幸いです。
では、また♪

本日は、TFCC損傷8の症例を書きます。
今回も結論から言えば改善しました。
年齢:30代
性別:男性
職業:和食職人
主訴:TFCC損傷(R)
動作検査:回外(+)回内(+)尺屈(-)橈屈(-)
自発痛(-)包丁もつ動作(+)圧痛(+-)
PC作業(+)おはしをもつ(+-)書く(+-)
洗顔(+-)洗髪(+-)自転車のハンドル(+)
ストレス(+)力が入らない(+)
その他:2ヵ月前から手首が痛い。
整形外科を受診したが、MRI、レントゲン、造影剤検査はしなかった。
レントゲン検査のみで医師にTFCC損傷と診断された。
保存療法で様子をみてと医師に言われ、
サポーターをしていたが、治る気配がなく、
なにか方法がないかとネットで調べて、当院へ来院されました。
治療部位:尺側手根伸筋屈筋+腱、TFCC部、前腕伸筋屈筋群など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:TFCC損傷でも、まだ中程度の損傷と判断し、
10回ぐらい治療をうけてみてくださいと伝えました。
当院まで遠いため、一週間に一度の治療計画になりました。
1回目:ペ10→6。けっこう楽になった!仕事中(+-)
2回目:ペ10→7。痛む動作が変わってきた。尺屈(+-)
3回目:ペ10→5。けっこう良い感じ。
都合が合わず二週間後に来院。
4回目:ペ10→5。空いたわりに良い。回内(+-)
5回目:ペ10→3。かなり良い!仕事(-)回外(+-)
6回目:ペ10→3。前回と同じ感じ。ストレス(+)
7回目:ぺ10→3。日常生活は気にならない。
都合が合わず三週間後に来院。
8回目:ぺ10→2~3。空いたが現状維持できている。
9回目:ペ10→1。良好! 一旦終了。
治療期間:9回目までで、3ヵ月間です。
         
            
コメント
TFCC損傷もTP鍼療法を用いれば、
時間はかかるかもしれませんが、
このように改善します。
TFCC損傷を治療するひとつの手段として、
トリガーポイント鍼療法を知っていただき、
TFCC損傷でお困りの方達のお役にたてれば幸いです。
では、また♪

本日は、書痙2の症例を書きます。
年齢:30代
性別:女性
職業:無職
主訴:書痙(R)
動作検査:字が止まらない(++)字が震える(++)
第1.2指の違和感(+)前腕の痛み(+)使いすぎると痛む(+)
家事中(+)鈍痛(+)コップ(+)回外(+)回内(+)
書くとき以外の不随意運動(-)
その他:4年前から書痙と診断されていた。
仕事のストレス、事務仕事の激務で
ものを書くことが多かったのが、原因かなとのこと。
医療センターの神経内科にて診察、診断されて、
薬も服用したが効果なし。地元の整骨院にて電気治療などもしてきたが、
いまいち効果なし。
治療の為、兵庫県から東京に3ヵ月間マンションを借りて、
東京の難病専門鍼灸院にも1ヵ月通ったが、全然効果がなかった。
困り果てていたところ、当院のHPをみて来院されました。
治療部位:長短橈側手根伸筋、総指伸筋、尺側手根伸筋、僧帽筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:書痙はそう簡単に結果がでる疾患でないことを伝え、
東京にいる間は、治療を続けてみてくださいと説明しました。
1回目:ペ10→5。痛みが変化した。書痙は変化なし。
2回目:ペ10→4。字が少し書きやすくなった。
3回目:ペ10→3。重いものをもつとまだ痛む。
えんぴつをもつ位置を変えると書きやすい。
4回目:ペ10→2。痛みはかなり良い。違和感がまだある。
5回目:痛みは消失。書痙も治療すると良い感じがするとのこと。
7回目:縦線以外の文字は書きやすくなった。
字も止まるようになってきた。
8回目:書痙10→8。少し改善してきた。ふるえが軽減。
10回目:字の最初は書きやすくなってきた。
12回目:「あいうえお」の「う」までは良い。
14回目:書痙10→6、7。治療後は、「あいうえお」の「え」まで書きやすい。
神戸に帰る為、終了。
治療期間:14回目までで、1ヵ月と6日間です。
参考までに治療後の字の変化写真を載せます。
(※患者さんには許可をもらっています)
DSC_0339.JPG         
初診日です。
普通に書いた時が上。
力を入れて書いた時が下です。
DSC_0335.JPG
4回目の時。
前が治療前。後が治療後です。
DSC_0336.JPG
7回目。
DSC_0337.JPG
12回目。
DSC_0338.JPG
14回目。
字が綺麗になってきたことがおわかりいただければ幸いです。
コメント
わざわざ兵庫県からみえた患者さんだったので、
少しでもお役に立てて、本当によかったです。
患者さんもずいぶん喜んでいただけたので、
本当に安心しました。
書痙は、簡単な疾患ではありませんが、
信頼できる治療家と二人三脚で、あきらめずに治療していけば、
きっといい結果がでると思います。
今回のOさんのケースでは治療期間がもう少しあれば、
もっと改善したと思います。
今後は大阪の治療院をご紹介したので、
Oさん、大阪で継続して治療をうけてくださいね。
書痙でお困りの方達のお役にたてれば幸いです。
では、また♪

本日は、股関節痛の症例を書きます。
年齢:60代
性別:女性
職業:無職
主訴:股関節痛(L)
動作検査:Lのみ(+)体重をかける(++)歩行(++)
外旋(+)階段(-)社交ダンス(+)屈曲(-)
日常生活(-)ヒールをはく(+)内旋(+)
その他:一週間前から痛みだした。
原因は、長時間飛行機にのったことかなとのこと。
病院にはいかず、友人に当院を紹介されて来院されました。
治療をうけるのは初めてで、三週間後に北アルプスへ
登山に行きたいので、なんとかしてほしいとお願いされました。
治療部位:中殿筋、大腿筋膜張筋、大腿直筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:4~5回続けて治療をうけてみてくださいと伝えました。
1回目:まだ変化なし。買い物中(+)体重(+)
2回目:ペ10→7。治療当日はけっこう楽だった。
3回目:ペ10→1.5。劇的に良くなった!体重(-)
登山の準備に入るとのこと。
治療間隔を1週間空けてみる。
4回目:良好!登山の準備トレーニングしても問題なし!
5回目:良好!!来週から登山に行くので終了。
治療期間:4回目までで、10日間です。
         
            
コメント
患者さんから、
「登山はあきらめていたのですが、3回目の治療が終わったら、
劇的に良くなったので、これで登山に行けると確信できた。
先生の言った通りになって本当に感謝してます」
とおっしゃっていただきました。
痛めてから、時間がそんなに経っていない場合は、
早期に回復します。
趣味やスポーツで、目標をお持ちの方は、
積極的なTP鍼治療をおススメします。
股関節痛でお困りの方達の参考になれば幸いです。
では、また♪

本日は、腰痛+坐骨神経痛3の症例を書きます。
年齢:60代
性別:女性
職業:看護師
主訴:腰痛+坐骨神経痛3
動作検査:L>R(+)ゴルフ(++)歩行200m(++)
家事中(++)後屈(+)体重をかける(+)同姿勢(+)
物をとる動作(+)前屈(-)回旋(-)
その他:2~3ヶ月前から痛みがあり、
整形外科にてレントゲン検査したが異常なし。
病院内の鍼灸治療と痛みどめを服用したが改善しなかった。
大好きなゴルフも2ヶ月休んでいるので、
ストレスもかなり溜まっているとのこと。
手芸教室の先生から紹介されて、当院へ来院されました。
治療部位:中殿筋、起立筋、腓腹筋、ハムストなど
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:4~5回続けて治療をうけてみてくださいと伝えました。
1回目:ペ10→7。少し改善した。仕事が忙しくてつらい。
2回目:ペ10→8。水中ウォーキングしたら、悪化した。
3回目:ペ10→4、5。かなり楽になってきた!
500m以上歩けるようになった。体重(-)
4回目:ペ10→2。かなり良い!家事(-)ゴルフの練習もできた!
治療間隔を1週間空けてみる。
5回目:ペ10→2。痛みなし。違和感が少し残る程度。
久しぶりにゴルフへ行けた!
6回目:良好!ハムストの張り感が少し残る程度。歩行(-)
治療間隔を2週間空けてみる。
7回目:良好!ゴルフの練習もラウンドもOK!
※これからも2週間に一回のペースで、
予防治療しにくるとのことです。
治療期間:6回目までで、3週間です。
         
            
コメント
患者さんから、
「今まで鍼治療は信じていなかったが、
こんなに良くなったので、鍼治療を信じます!
みんなにおススメしますね」と言っていただけました。
そして、旦那さんを紹介していただきました。
この方の感想は、
https://www.bright2018.jp/wp-content/uploads/yoshimura2009/SCN_00011.gif
坐骨神経痛もトリガーポイント鍼療法で、
治療すればそんなに難しくない症状ですので、
坐骨神経痛でお困りの方は、是非とも当院へご相談ください。
(※神経因性の坐骨神経痛は除く)
では、また♪

本日は、TFCC損傷7の症例を書きます。
今回は結論から言えば完治しました。
年齢:50代
性別:女性
職業:専業主婦
主訴:TFCC損傷(R)
動作検査:回外(+)回内(+-)尺屈(-)橈屈(+-)
自発痛(-)重いものをもつ(+)圧痛(+-)
掌屈(-)背屈(-)前腕の痛み(+-)スカッシュ中(-)
その他:趣味でスカッシュをやっていて、
2ヵ月前から手首の痛みが悪化した。
整形外科を受診したが、MRI、レントゲン、造影剤検査はしなかった。
動作検査のみで医師にTFCC損傷と診断された。
サポーターと湿布で治療したが改善しなかった。
鎮痛剤もだされなかったので、整骨院へ行き、
そこでは腱鞘炎と言われ、マッサージと電気で治療したが、
症状が悪化してしまったとのこと。
不安になりインターネットで調べて、当院へ来院されました。
治療部位:尺側手根伸筋+屈筋、腕橈骨筋、TFCC部など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:今回のTFCC損傷は、
当院で過去に診た症例と違いましたので、
TFCC損傷ではないと判断して治療しました。
4~5回続けて治療をうけてみてくださいと伝えました。
1回目:ペ10→3。劇的に良くなった!
2回目:ペ10→1。痛みはほぼ消失。最大回外(+)橈屈(-)
3回目:良好。手首の痛みはなくなった。日常生活も良好。
4回目:良好。一旦終了。
治療期間:4回目までで、13日間です。
         
            
コメント
今回のTFCC損傷は医師の診断があったが、
私の診断ではTFCCではないと思い治療にあたりました。
MRI、造影剤、レントゲン検査をしていないこと、
TFCC部分の圧痛がないこと、
痛む場所が動作で変わること、
尺屈動作、スカッシュ動作で痛みがないことが、
TFCC損傷ではないと思いました。
重傷のTFCC損傷では、5~7回目ぐらいまでは、
まったく変わらないことが多いです。
今回のケースは靱帯損傷というよりも、
筋肉の問題でしたので、偽TFCC損傷だと思います(笑)
医師からTFCC損傷と言われても、
今回のケースのような場合もありますので、
手術する前に、あきらめる前に、
是非当院へご相談ください。
TFCC損傷でお困りの方達の
ご参考にしていただければ幸いです。
では、また♪

本日は、TFCC損傷6の症例を書きます。
今回も結論から言えば改善しました。
年齢:20代
性別:女性
職業:作業療法士
主訴:TFCC損傷(L>R)
動作検査:回外(++)回内(++)尺屈(++)携帯動作(++)
橈屈(+-)自発痛(-)髪を結ぶ(+)コップをもつ(+)
ドライヤーをもつ(+)背屈(+)洗髪(+)前腕の痛み(+)
その他:1ヵ月前から手首の痛みが悪化した。
日大病院でMRI、レントゲン検査して、TFCC損傷と診断された。
痛みの為、仕事の出勤数も減らしていて、
サポーターをしながら、経過を観察していたが一向に治る気配がなく、
心配になりネットで調べて、当院を知って来院されました。
治療部位:尺側手根伸筋+屈筋、前腕屈筋群+伸筋群、TFCC部、僧帽筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:TFCC損傷の治療はかなり厳しい旨を伝えたうえで、
通えれば3ヶ月間治療を受けてくださいと告げました。
週に1~2回のペースで治療していくことに。
1回目:ペ10→8。治療2日後から楽になった。
2回目:ペ10→6。治療するとけっこう良い感じ。
初めての効果に驚いている。
3回目:ペ10→7。仕事がフル出勤になった。
4回目:ぺ10→8。リバウンドが少々でた。仕事すると痛い。回内(+-)
5回目:ペ10→5.6(左)8(右)。左がよくなってきたら右がつらい。
6回目:ペ10→5.6(左)8(右)。前腕の痛みは良好。携帯動作(+-)
10回目:ペ10→4(左)7(右)。仕事で手を使うとつらくなる。洗髪(+-)
12回目:ペ10→4。左はかなり良い。日常生活動作も結構楽になった。
諸事情で1ヵ月治療間隔が空いた。
13回目:仕事をやめたとのこと。鋭痛はなく鈍痛が少しある。
14回目:左右ともに特定の動作の痛みはなくなった。
15回目:日常生活動作は良好。違和感のみが残る。
16回目:携帯動作を長くやらなければ良好。
仕事もまだしていないし、良好な為一旦終了。
※今回も日常生活動作表を作成し、
痛みの変化を記載していただきました。
洗髪、コップをもつ、ドライヤー、携帯動作の4つが、
日常生活で特に痛いとのことでしたので、
4ヵ月間記録をつけていただきました。
記録をつけると痛みの変化が目でみえるので、
患者さんのモチベーションを維持できるのと、
治療結果の評価をするのに大変便利です。
治療期間:12回目までで、2ヶ月と17日間です。
     16回目までで、4ヵ月と25日間です。
      
            
コメント
今回のTFCC損傷は、当院で治療した中で、
一番変化が速くでた例でした。
重傷のTFCC損傷では、5~7回目ぐらいまでは、
まったく変わらないことが多いいのですが、
今回は仕事も継続していたにも関わらず、
1回目から変化がでました。
やはり、最初から変化がでる場合は予後がいいです。
TFCC損傷は、ほぼ靱帯が痛みの原因ですので、
トリガーポイント鍼療法で治療すれば改善すると私は思います。
現在もこの症例の他に、
二名のTFCC損傷の方を治療していますので、
もう少し経過をみて、またご報告いたします。
TFCC損傷でお困りの方達の
ご参考にしていただければ幸いです。
では、また♪

 
 
 
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