脊柱管狭窄症 馬尾型 - 臨床症例

今日は、鍼灸の不適応だった症例を。
年齢:70代
性別:男性
職業:経営者
主訴:腰痛+両殿部~両ハムスト~両下腿~両足底までのシビレ。
動作検査:歩行(+)同姿勢(+)階段(+)座位(-)膀胱直腸障害(+-)
動作で痛みの変化(-)常にシビレ(+)常に痛み(+)
下肢の力が入らない(+)下肢の灼熱感(+) 
     
その他:来院の一ヶ月前から症状悪化。個人の整形外科にも通院している。
整形でブロック注射やったが効果なし。歩行は杖がないとNG。
鍼でなんとか症状を軽くできないかと来院。
来院当日は診断名なし。
     
治療部位:多裂筋、腸肋筋、最長筋、大、中、小殿筋、下肢の筋肉すべて
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:脊柱管狭窄症の馬尾型は鍼での改善は難しいことを伝え、
そのうえで一週間に一度の来院ペースで治療しました。
1回目:特に変化なし。
整形でMRIをとったら総合病院へ行けと言われたとのこと。
2回目:筋肉の疲労は楽になっている。シビレはまったく変化なし。
馬尾型と確信したため、鍼不適応の説明&手術をススメた。
3回目:シビレの変化まったくなし。鍼をすると身体は軽くなるとのこと。
総合病院で脊柱管狭窄症の馬尾型との診断。
高齢の為、手術の可、不可の検討に入った。
検査や診察に日にちがかかるので、
その間にも一週間に一度の治療を希望されました。
8回目:灼熱感、シビレの変化なし。筋肉の弛緩はあり。
手術の日取りが決まり、入院日も決まった。
二週間の入院予定。
9回目:無事手術が終わり、術後二ヶ月過ぎた頃に来院。
灼熱感、シビレ、痛み消失。
コルセットを常時使用している為、しんどいとのこと。
筋肉の疲労をとることを目的に治療しました。
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コメント
残念ながら、脊柱管狭窄症の馬尾型は鍼灸不適応です。
特徴的な症状は、尿意がおかしい、便意がおかしい、
股間周りの感覚がおかしい、両下肢全部がシビレている、
シビレ、痛みが四六時中ずっと変わらずにある、などです。
上記の症状が出ている方は、早急に大きな病院にいくことをおススメします。
残念ですが、手術するしか方法はないと思います。
脊柱管狭窄症でも、上記の症状がでていないタイプは鍼灸適応です。
痛み、シビレが、ある姿勢で楽になる、ある動作で悪化する症状の場合は、
鍼治療で改善する確率が高いです。
脊柱管狭窄症でお困りの方の参考になれば幸いです。
では、また♪  

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