BLOG 一覧

今までの BLOG の一覧です。

2009年08月28日(金)
2009年08月27日(木)
2009年08月24日(月)
2009年08月20日(木)
2009年08月19日(水)
2009年08月08日(土)

今日は、急性腰痛の症例について書きます。
年齢:70代
性別:女性
職業:主婦
主訴:右腰痛(来院前日に腰の痛みが悪化したとの事)
その他:来院日から6日後に海外旅行へ行きたいとの事でした。
動作検査:立ち上がり、前屈、後屈、歩行、同姿勢、その他動作で痛む。
治療部位:多裂筋、起立筋、殿筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:短期間での治癒が希望なので、毎日来院していただきました。
2日目:ペインスケール10→8、3日目:ぺ10→6、4日目:ぺ10→2、5日目:ぺ10→1になりました。四日目から劇的によくなり、本人も海外旅行に行くかどうか悩んでいたが、この日を境に行く気になったとの事。
その後、無事旅行にいけましたとご連絡をいただきました。
現在は、月1,2回予防治療しに来院していただいてます。
コメント:無事海外旅行にいけて、本当によかったです。一週間あれば、急性腰痛も日常生活に支障がなくなる確率が高くなります。どんな症状も早く治療をうけるのがコツですね。
では、また♪

今日は、膝痛の症例について書きます。
年齢:40代
性別:女性
職業:デスクワーク
主訴:左膝痛(数年患っている)
その他:整形外科、整骨院、整体、鍼灸、ペインクリニックなど、さまざまな治療をうけてきたが、いまいち効果、説明などに納得できず当院に来院。
動作検査:歩行痛、自発痛、階段痛などあり
治療部位:太もも前後、ふくらはぎ、おさら周り(膝蓋靭帯)など。
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:3回までは3日に一度のペースで来院していただきました。
3回治療した結果、上記の動作検査の症状はかなり軽減しました。ペインスケール10→2。
その後は、週一のペースで治療して現在も予防治療を継続中です。
膝痛は、治療期間が長くかかる場合も多いのですが、今回の症例は早期回復できました。
患者さんもこんなに早く良くなるとは思っていなかったみたいで、大変喜んでいただきました。数年間、膝痛に悩んで日常生活にも支障がでていたそうですが、今は苦にならずに日常生活を送っていられるとの事です。たまに、痛みがでるみたいですが、ほとんど一瞬の痛みで終わるそうです。
コメント:お役に立てて本当によかったです。それと、瞬希の誕生日プレゼントありがとうございました!!改めて御礼申し上げます。
では、また♪

今日はトリガーポイント注射(以下TP注射)について。
TP注射の奏効機序
・痛みの悪循環を不活性化して局所の血流を改善し、筋緊張をやわらげ、侵害受容器の感作(過敏化)に関与するプロスタグランジン、ブラジキニン、セロトニンなどを希釈して洗い流すこと、生体のホメオスターシスにより痛みの根本原因を治癒すること。
・局所麻酔薬を用い末梢神経に作用させ、痛みを緩和させること。
局所麻酔薬の成分
・塩酸ジブカイン(ネオビタカイン)、メピバカイン、リドカイン、
ロピパカイン、副腎皮質ステロイド薬(デキサメサゾン、ベタメタゾン、
メチルプレドニゾロン)
TPの検索
・患者に疼痛の一番強い部位を指先で示してもらい、施術者が同部を指で圧迫して索状硬結として触れる過敏点を確認する。同部を押えることで症状が再現し、典型的な関連痛が発現することがポイントである。
注射針の太さと長さ
・太さ:25G(0.5mm)、27G(何mmかはわかりません)
・長さ:25mm、19mmを使用する。
※TP注射において現在のところ、どの薬液を用いることがより良いかの明確なEBMは得られていない。TP注射は、どの薬液を用いるかより、TP注射の適応や注射の仕方、注射部位の見極めを明確にすることが、非常に大切である。
※ドクターによって、意見が違う所がありますので、ご注意ください。
 
参考文献:トリガーポイントーその基礎と臨床応用ー 
               編著 森本昌宏より。
上記のようにまとめて見ました。
TP鍼と違うのは、TPの検索方法、刺針の仕方、麻酔薬の有無、針の太さ長さなどがありますね。
もっと詳しくTP注射を勉強したければ、参考文献を読んでくださいね。
では、また♪

今日は、自分がどのようにしてトリガーポイントを勉強してきたかを、お話ししたいと思います。
トリガーポイントを学ぶきっかけは、森田義之先生のトリガーポイント療法の授業が最初です。
その後先生の治療院にて、治療をしてもらってから、本格的に学ぶ決意をしました。
様々な流派の治療を受けて、自分には一番効果があった治療法でした。
トリガーポイント療法は、筋肉をメインに治療するので、まずは筋肉の起始、停止を復習しました。ただ、筋肉もかなりの数があるので、最初は腰、頚肩、膝の筋肉の順番で勉強しました。
臨床で診ることが、多い部位から始めました。
それと毎週金曜日に、先生の治療をうけて、実際の鍼治療の感覚を身体で覚えました。今思うとあの時は、かなり身体の調子が良かったです(笑)
その時に、臨床での疑問点、鍼の打ち方を先生に質問しまくりました!
丸二年間先生に毎週ご指導受けました。
そこで学んだ事を、現場で活かし、繰り返し復習しました。
私の場合は、勤務先に恵まれていたので、じっくり時間をかけて自由に患者さんを診れたのが、良かったですね。
大まかにまとめると基礎知識の復習、師匠からの指導(鍼をうける)、現場での実践(鍼をうつ)の3つをひたすら、繰り返してきました。(補足、鍼の前にマッサージが大切ですけどね)
この3つがバランス良く勉強できたことが、今の自分を作ったのだと思います。
目標を決めて、一歩一歩段階を踏んで、成長していくものですね。
ですので、諦めずにひたすら努力し続けることが大切ですね♪
自分の経験がトリガーポイントを学ぶ方々のお役に立てればと思い書きました。
では、また♪

以前ブログに書いた各トリガーポイントの違いについて、
少々書きます。
「トリガーポイント鍼療法を活用するためにーこれまでの研究を整理し、見えてきた課題とはー」
特集 臨床とトリガーポイント
トリガーポイント座談会編 医道の日本第729号(平成16年7月号)2004年より
出席者:山下徳次郎氏(山下クリニック院長)、黒岩共一氏(関西鍼灸大学助教授)、伊藤和憲氏(明治鐵灸大学助手)
トリガーポイントの探し方の違いについてまとめました。
山下先生
TPの探し方:触診中心、筋のしこり中心で強い圧痛や関連痛が
      でる部分を指標に探す。
黒岩先生
TPの探し方:3ステップ
     1:短縮で痛みが増強、伸長で痛みが軽減を指標に
       原因筋肉をしぼる。
     (どのような動きで痛むか?どのような動きで楽になるか?)
     2:上記で絞った筋肉から硬結を探し、
       その中からTP(関連痛あり)を探す
     3:TPの中から責任TP(認知覚:痛いのは、それ!)を探す。
       皮膚の上から押すのではなく、
       斜めから押し込むようにすると
       効率よくトリガーポイントを見つけられます
        (10時2時、4時8時方向)
  
伊藤先生
TPの探し方:可動域を測る、短縮痛、姿勢、関連痛パターン、
      から原因筋肉を特定し触診で症状の再現部位を探す。
上記のように各先生の違いが、
少しはわかっていただけると思います。
ただ、参考文献は掲載から数年経っていますので、
今は新しい考えで、臨床されている可能性が高いので、
あくまで参考程度にご理解ください。
今日はここまで。
では、また♪

今日は、トリガーポイントについて、少々触れてみたいと思います。
まずは、トリガーポイントってなに?について。
トリガーポイントとは、簡単に言うと、痛みの発信源の事です。
トリガーポイントは筋肉、靭帯、腱、骨膜によくできます。
鍼灸といえば、ツボに治療するイメージがあると思いますが、トリガーポイント療法は、ツボを用いず、筋肉をメインに治療していきます。
ですので、筋肉の専門家です♪
痛みの発信源を治療するので、トリガーポイント療法は、痛みの治療に効果があります(^^)/
最近テレビに出てらっしゃる森本先生は、トリガーポイント注射をメインに治療してますよね。
実は、トリガーポイントも大きく分けて、関西鍼灸大学、明治鍼灸大学、ペインクリニックの医師達それぞれによって考え方が少し違うのです。
私は、関西鍼灸大学系(黒岩先生)のトリガーポイントをベースに治療しています(^^ゞ
上記の細かい違いは、追々ブログにアップしていく予定です♪
今日はここまで♪
では、また(^^)/

 
 
 
アクセス方法
車:駐車場4台完備(一番おすすめです)
バス:新越谷駅、越谷駅、吉川駅より約20分、大相模保育所バス停から徒歩1分
電車:最寄り駅 越谷駅または越谷レイクタウン駅(徒歩30分以上)
自転車、バイク:止めるところあり
 
google mapを開く
メールをする
Web予約をする
問診票をダウンロードする
TEL:048-984-7525