今回の臨床症例は顎の痛みに関するものです。
年齢:30代
性別:女性
主訴:右顎関節の痛み、右
主観的情報:いつもは時間が経つと良くなるが今回はいつまで経っても良くならない、
昔から就寝時に歯を食いしばる癖がある、顎の動きが悪い、側頭部痛(+)朝(+)
客観的情報:開口(+)指2本分開かない、下顎を左に寄せる(+)
評価: MPS 外側翼突筋、側頭筋
施術計画:週2回のペースでまず4回、その後は間を空けて定期的に
施術方法:トリガーポイント鍼療法
施術経過
1回目:外側翼突筋を中心に10分置鍼
2回目:NRS10→6~7。大分楽になった。朝はまだ痛い。指2本楽に開く。
3回目:痛みが下に降りてきた。痛みはあるが良い感じ。可動域上がっている。
4回目:NRS3~4。指2.5本分開く。
5回目:NRS2~3。だいぶ楽になった。
※患者様の同意を得て掲載しております
鍼は顎の奥の筋肉と相性がとても良く、
手の届きにくい深部へのアプローチが可能です。
最初の施術で10あった痛みが6~7、
4回の施術で痛みのレベルが2~3まで下がりました。
噛み締めや歯ぎしりは就寝時、無意識にしてしまうので、
定期的なメンテナンスが望ましいと説明しました。
また、顎の筋肉の緊張は頚肩の痛みに繋がることが多いです。
頑固な肩こりに悩まれている方は
顎の筋肉を緩めてあげることで改善の突破口が開ける場合があります。
心当たりのある方は是非とも当院の施術を受けて頂ければと思います。
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bright鍼灸院
院長 吉村亮次
TEL:048-984-7525
休診日:木曜日
越谷市南越谷4-12-7 エクセル南越谷101
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