腱鞘炎(左右手関節) - 臨床症例

今日は腱鞘炎の症例を書きます。
年齢:20代
性別:男性
職業:本の梱包作業職
主訴:両手首の尺側の痛み
動作検査:とう屈(-)尺屈(+)掌屈(+)回内(-)回外(-)屈曲(+)など
その他:二週間ぐらい前から痛くなり、整形外科で電気とマッサージ治療をうけてきたが、
効果がなかったため来院。仕事でかなり腕を酷使しているのと、卓球やパソコンでよく手を使っているとのこと。
治療部位:腕とう骨筋、尺側手根屈筋+腱、総指伸筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:腱鞘炎は使い過ぎがおもな原因のため、なるべく手に負担のかかることは避けてもらい、週二回で通院してもらいました。
1回目:ぺインスケール10→7or8。一週間仕事の休みをもらったとのこと。
2回目:ぺ10→4。動かさなければ痛みなし。日常生活はまだ残る。
3回目:ぺインスケール10→2or3。今回まで仕事は休んでいたので順調に回復。
4回目:ぺインスケール10→5。仕事したら、やはり悪化。
5回目:ぺインスケール10→3~5。痛む場所がよく移動する。
10回目:ぺ10→0(仕事中は良好)10→5(ケータイやると痛む)
治療したところは良いが、別のところが気になる。
15回目:ペ10→2or3。良好だが、いまいちすっきりせず治療しても変化が薄くなってきた。
一週間に一度の治療ペースに変更。
20回目:ペ10→2。変化あり。停滞していたが、改善してきたのがわかるとのこと。日常生活良好。
仕事をすると悪化するので、このままでは転職も考えはじめたとのこと。
26回目:ペ10→1。痛みなし。違和感のみあり。
仕事しても悪化しなくなってきた。
30回目:ペ10→0。良好。ここでやっとひとまず終了。
二週間に一度のペースで予防治療に変更。
現在も予防で通院中です。
コメント:今回の腱鞘炎は仕事がかなりハードだった為、かなり回数がかかりました。
ひどくなると手術する方もでてくるので、そこまでいかずに完治したのでよかったです。
やはり腱鞘炎は使わずに、治療に専念するのが一番いいのですが、現実はそうもいかないことが多いので回数と時間がかかりました。
少々、時間はかかりますが、腱鞘炎は鍼で完治します。
手術を考える前に、ぜひ鍼治療をうけてみてください。
一人でも多くの方のお役にたてることを願ってます。
では、また♪
 

 
 
 
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バス:新越谷駅、越谷駅、吉川駅より約20分、大相模保育所バス停から徒歩1分
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