TFCC損傷4 - 臨床症例

本日は、TFCC損傷4の症例を書きます。
今回のケースは結論から言うと、
改善がありました。
TFCC損傷でお困りの方が、
たくさんいらっしゃるので、
参考にしていただければ幸いです。
年齢:30代
性別:男性
職業:設計士
主訴:TFCC損傷(右>左)
動作検査:マウス動作(++)尺屈(++)手をつく(++)
ハンドル(+)腕立て(+)橈屈(+)コップ(-)シビレ(+)
音が鳴る(+)回内(+-)回外(+-)自発痛(+)
その他:右手は3年前に転倒した際に痛めた。
左手は半年前から痛みだした。
手の専門病院にて、左右ともにTFCC損傷との診断。
2年前に右手を2ヶ所手術したが改善なし。
尺骨は正常。2か所の専門病院にて診察を受けたとのこと。
仕事でPCを良く使うのも原因。
当院のHPをみてなんとかならないかと思い来院。
治療部位:尺側手根伸筋+屈筋、前腕屈筋群+伸筋群、TFCC部など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:TFCC損傷の治療はかなり厳しい旨を伝えたうえで、
通えれば3ヶ月間治療を受けてくださいと告げました。
1回目:変化なし。ぞうきんがけ(+)回数券を購入。
2回目:当日のみ少し改善あり(右手)翌日のみ少し改善あり(左手)
3回目:変化なし。
4回目:ぺ10→9 。少し変化あり。
5回目:ペ10→8(左)9(右)自発痛(-)シビレが軽減。
6回目:現状維持。治療翌日の午前中は良い感じ。
7回目:ペ10→5or6。治療後4日間は良い感じだった!
8回目:ぺ10→4(左)7or8(右)。左手はかなり改善してきた!
9回目:ペ10→3(左)7or8(右)。左手は痛みがだいぶなくなってきた!
10回目:ペ10→2or3(左)7or8(右)。右手も改善がある。
11回目:左右共に改善があるが、ドクターには手術をすすめられているとのこと。
鍼治療を続けたいが、引っ越してしまうため、一旦終了。
治療期間:11回目までで、1ヶ月と19日間です。
      
             
コメント
相変わらずTFCC損傷は難しい疾患です。
ですが、今回は7回目以降から改善がみられました。
そう簡単にはTFCC損傷は改善しませんが、
やはり2~3ヶ月頑張って続けて治療をすると改善する可能性があります。
TFCC損傷でお困りの方は、
信頼できる治療家のもとで、
2~3ヶ月頑張って治療を続けてみてください。
きっと改善してくると思います。
当院の症例がお役にたてば幸いです。
では、また♪

 
 
 
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バス:新越谷駅、越谷駅、吉川駅より約20分、大相模保育所バス停から徒歩1分
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自転車、バイク:止めるところあり
 
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