左足背+足底のシビレと踵の痛み - 臨床症例

今日は、左足背+足底のシビレと踵の痛みの症例を。
年齢:50代
性別:女性
職業:主婦
主訴:左足背+足底のシビレと踵の痛み
動作検査:自発痛(+)歩行(++)日常生活(++)
知覚過敏(++)夜間痛(+)座位(+)立位(+)自転車(+)
仰向け(+)入浴変化(-)血液検査(-)MRI(-)レントゲン(-)
睡眠不足(+)同姿勢(+)筋電図検査(-)
       
その他:8ヶ月前から症状が悪化。歩行5分でそれ以上歩けなくなってしまう。
私立病院の整形外科、神経内科を受診も原因わからず、
神経炎の疑いがあると医者には言われたとのこと。
薬も服用しているが改善なし。
歩けない為、日常生活にも障害がでている、かなりつらいとのことでした。
治療部位:小殿筋、中殿筋、腓腹筋、ヒラメ筋、長母指屈筋、前脛骨筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:既往歴が長いのと症状がかなり重いので、
数か月の治療期間がかかる旨を伝え、週2回の来院をお願いしました。
1回目:ペ10→10。痛みは変化なし。感覚が少し戻ってきたとのこと。
2回目:ペ10→7.8。改善あり!眠れるようになった。
3回目:ペ10→5。自転車が乗れるようになった。感覚が戻ってきた。夜間痛(-)
7回目:ペ10→3。知覚過敏消失。歩行も改善。日常生活(-)
12回目:ペ10→2。治療後2日間はまったく症状がでなくなった。
16回目:ペ10→1.8。シビレ、痛み共にほぼなし。
第一趾のみシビレが残る程度。かなり良いので一旦終了。
治療期間:2ヶ月で上記の状態になりました。
コメント
足のシビレ、痛みはなかなかやっかいな症状です。
既往歴が長いほど、沢山の筋肉を痛めているので、
すべての筋肉を治療しないと改善しません。
医師の診断通り、もし神経炎だったら、
鍼治療しても改善はなかったと思います。
期間はかかりましたが、普通に日常生活がおくれるまで、
回復いたしました。
患者さん曰く
「このまま歩けなくなってしまう不安が強かった。
病院に行っても原因がわからず、まったく症状が改善しなかった。
本当にTP鍼治療に感謝です。もっと早く治療を受ければよかった」
とおっしゃっていました。
このような患者さんが多数いることが、
本当に残念です。
治療の見方を少し変えるだけで、
手術もせず、薬も飲まずに、症状が改善します。
本当に心からひとりでも多くの方に、
TP療法を知っていただきたいです。
では、また♪

 
 
 
アクセス方法
車:駐車場4台完備(一番おすすめです)
バス:新越谷駅、越谷駅、吉川駅より約20分、大相模保育所バス停から徒歩1分
電車:最寄り駅 越谷駅または越谷レイクタウン駅(徒歩30分以上)
自転車、バイク:止めるところあり
 
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