筋肉解説 ~個人的に不思議な筋肉 顎二腹筋~ - BLOG

こんにちは!

スタッフの小林です。

 

 

当院のブログですが、

なぜか患者様より医療従事者からの反響が多いマニアックブログとなりつつあります。

吉村院長からもGOサインをいただきましたので今回も小林ワールド全開で発信いたします。

 

 

今回は顎二腹筋について解説させていただきます。

 

 

顎二腹筋は耳たぶの後ろの出っ張った骨から始まり、

ノドの骨を介して顎の先っちょに付着します。

作用としては顎を開けるとき、物を飲み込むときなど(舌骨の挙上時)に働きます。

 

 

「顎を開けるときや飲み込むときに耳の後ろが痛い」という患者様が稀に来院されますが

このような痛みの治療として顎二腹筋に鍼を打つことは年に1~2人ほどです。

 

ではどんなときに顎二腹筋を狙うのでしょうか。

この筋肉の面白いところは耳の症状に関与するところです。

顎二腹筋の作用は顎の動きなのに不思議ですね(ΦωΦ)

 

赤ちゃんがお腹の中にいる頃、

この顎二腹筋は第1、第2鰓弓(さいきゅう)という場所から発生するのですが、

同じ第1、第2鰓弓からは鼓膜の張力を司る鼓膜張筋とアブミ骨筋も発生し、

成長の過程で耳の外と鼓膜の中に別れていきます。

 

だからなのかはわかりませんが、

突発性難聴やメニエール病などの耳の詰まり感音の響き感耳鳴りがある患者様に対し、

顎二腹筋に鍼を打ってあげるとなぜか症状の改善がみられることが多々あります。

不思議ですね(ΦωΦ)

 

 

 

 

超音波エコーで顎二腹筋後腹を観察してみましょう。

体表からおよそ1cmにいて意外と太い筋腹を持っていますね。

 

  

 

 

側頭骨乳様突起に付着する筋肉は

胸鎖乳突筋、頭板状筋、頭最長筋、顎二腹筋の4つあります。

その中でも側頭骨乳様突起から下顎角へ向かう筋肉は顎二腹筋のみです。

 

エコーを当てた状態で顎の開閉を行うとヌルヌルっと収縮する様子が観察できます。

顎二腹筋の収縮は周りに硬い組織がないからか、本当にヌルヌル収縮します。面白いです。

 

※↓動画はこちら↓

 

 

 

顎二腹筋後腹は太い筋腹をもっていますが、

乳様突起の前下方から下顎角の裏に鋭角に走行しているので

意外と顎二腹筋の後方をかすめて鍼が当たっていなかった、ということがあります。

 

しかし前方すぎても唾液腺があるので

安全・的確に打つためにはエコーでの観察が理想となります。

 

筋肉愛に溢れたbright鍼灸院は

正しい解剖の知識、正確なエコー走査技術で

しっかり臨床での結果に繋げていきます!

 

 

スタッフ 小林

 

 

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