こんにちは!
スタッフの小林です。
本日のブログは斜角筋について解説させていただきます。
斜角筋は首の横から肋骨(鎖骨の上あたり)に付着する筋肉です。
腕神経叢という腕につながる神経の束が斜角筋の間から出てきて、
鎖骨の下を通り脇の下へ向かっていきます。
斜角筋の緊張が強いと
腕を上げる初動で鎖骨の上がズキッと痛んだり、
斜角筋の間を走る神経の滑走の邪魔をして、胸や脇、背中、腕などの
その神経走行上に痛みや痺れを引き起こします。
また、斜角筋は息を吸う際にも作用します。
鎖骨の上に手を当てて鼻をすすってみてください。
そのときに動く筋肉が斜角筋です。
鼻をすする機会の多い春先や、
肩で息をするランニング初心者の方も痛みやすいですね。
超音波エコーで斜角筋を観察しますと
赤い丸が神経で、
神経の束の前方(青い丸)にあるのが前斜角筋、
前斜角筋の後方(黄色い丸)にあるのが中斜角筋、
そのまた後方(緑の丸)にあるのが後斜角筋です。
後斜角筋は筋肉の形に多くのバリエーションがあるように感じます。
エコーガイドで鍼を打つ場合は鍼先をしっかり描出させた状態で
神経や血管を避けて刺入します。
斜角筋の周りには血管や神経が多く
鍼を打つ際の難易度は高めの筋肉ですが
エコーを使うことで、より安全・的確に
鍼を打つことが可能です。
そして施術する側としては鍼先のコントロールに腕が鳴る
非常にやりがいのある筋肉でもあります(笑)
※小林の好きな筋肉№1
斜角筋の症状で困られている方は
bright鍼灸院で安心安全なエコーガイド下刺鍼を受けてみませんか?
スタッフ 小林
******************
bright鍼灸院
院長 吉村亮次
TEL:048-984-7525
休診日:木曜日
越谷市南越谷4-12-7 エクセル南越谷101
******************