こんにちは!
スタッフの小林です。
本日は頭板状筋について解説させていただきます。
この頭板状筋は
吉村先生の好きな筋肉No.1、小林の好きな筋肉No.3と
鍼灸師からとても愛されている筋肉の一つです。
鍼灸師から愛されている、ということは
それだけ悪くなる確率の高い筋肉ということです。
ではこの頭板状筋は日常どのような時に使われるのでしょうか?
デスクワーク、長時間同じ姿勢(肩より耳が前に出ている姿勢)、目を酷使するなどで悪くなり、
首の痛み、耳の後ろの痛み、こめかみの痛み、目のかすみなどが症状として出現します。
右に目一杯振り向いた状態で更に後ろに首を倒してみてください。
このときに右の首から耳の後ろ辺りに痛みがあれば、
頭板状筋が悪くなっている可能性大です。
頭板状筋は文字通り「板状の筋肉」という意味ですが、
超音波エコーで観察しますと内側(左)より外側(右)の方に
厚みがあることがわかります。
頚部の後屈や同側への回旋を行う上でも
外側が発達していたほうが効率的ですね。
やはり臨床的にも頭板状筋は外側へアプローチをかけていきます。
うまく発痛源に当たると
いつもの症状の再現や、こめかみの方へズーンとした響きが得られます。
デスクワークで首コリや頭痛に悩まれている方、
ひょっとしたらその痛みはこの愛され上手な頭板状筋からの
SOS信号なのかもしれませんね。
スタッフ 小林
******************
bright鍼灸院
院長 吉村亮次
TEL:048-984-7525
休診日:木曜日
越谷市南越谷4-12-7 エクセル南越谷101
******************